メモ的ななにか。

プログラミング関係の備忘録的な何か。

意外と知られていない!? Live USBを初期化してUSBメモリとして再使用する方法!


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先日書いた記事でelementary OS の Live USB を作る場面がありました。

mizna.hatenablog.com

Live USBなどのブータブルディスク化して使い終わった後に考えるのがUSBメモリの再使用ですよね。

実はUSBメモリにEFIブータブルイメージを書き込んだ後はクイックフォーマットでは初期化できません!

今回も図解しつつお話していきます!

目次

USBメモリの状態

「ディスクの管理」から見るとEFIパーティションの操作ができないのがわかります。

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ボリュームの削除などパーティションがいじれなくなっている
ボリュームの削除などパーティションがいじれなくなっている

DISKPARTでディスク内容を消す

「Win」キー+「R」キーもしくはコマンドプロンプトなどから"diskpart"と入力し、「Enter」キーを押します。

list disk

と入力すると、ディスク一覧が表示されるので、ターゲットのUSBメモリがどのディスクなのかチェックしておく。

今回のターゲットのUSBメモリは容量から「ディスク2」だとわかる
今回のターゲットのUSBメモリは容量から「ディスク2」だとわかる

今回は「ディスク2」を選ぶので以下のようにコマンドを実行する。

select disk 2

「ディスク〇が選択されました。」のメッセージが表示されればOKです。

念のためにもう一度「list disk」で確認すると、選択されているディスクの左に「*」(アスタリスク)が付いているので次へ進みます。

list disk

「*」(アスタリスク)は選択されている目印
「*」(アスタリスク)は選択されている目印

以下のコマンドを実行、ディスク内容が消えます。

clean

cleanコマンド実行後、こんな感じのメッセージが出てきたら一度閉じましょう。
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ドライブレター振り直し

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「ディスクの管理」から状態を確認すると、見事にボリュームが消えています。
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この状態だと「クイックフォーマット」が失敗するので、一旦ドライブレターの振り直しをします。

「ディスクの管理」から対象のディスク名を右クリックして「ドライブ文字とパスの変更」を選択します。
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表示されているドライブレターを選択し、「削除」ボタンを押します。
今回の例では「G:」ドライブを選びます。
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削除されたときのメッセージ。
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新しいボリュームの作成

次に「未割り当てのボリューム」を右クリックし、「新しいシンプルボリューム」を選択します。
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この後はしばらくデフォルトのまま進めていきます。
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最後にボリューム名を入力して「次へ」ボタンを押すと、最終確認画面が出るので、「完了」ボタンを押すとフォーマットされます。
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空のウィンドウが表示されれば初期化完了です!
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念のためディスク状態を確認すると。。。
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ちゃんとパーティションも作成されているようですね!
お疲れ様でした!

これでUSBメモリを再度通常通りに使用できますね!

それではまた!ヾ( ´ー`)ノ